ゼミ課題
究太ゼミでは、毎週、より洗練された課題を出題しています。課題は単なる演習にとどまらず、前回までの学びを発展させ、創造性や思考力をさらに高められるよう構成されています。週ごとに新しい挑戦を提示することで、ゼミ生たちが試行錯誤を繰り返しながら自らの発想を磨き、実践的な力を育むことを目指しています。
New Dishes

近年、AIの発展が目覚ましく、これからAIを使いこなせることが求められます。この課題は、今までにない料理のレシピを考案し、実際に調理するところまで行います。究太ゼミの学生は美味しくなかったなどと感想を言いながら、日進月歩のAIを使いこなせる力を得ています。
Water Shooter

洗面台の水道の水圧など、給排水衛生設備はどれも設計されています。それを理解するために、設計したノズルを取り付けて水を噴射させ、定位置でボールを止めなければなりません。噴射角度や噴射口の形状など様々なことを短時間で検証することを通して、プロトタイピングの大切さも得ることができています。
Trump Morphogenesis

建築を考えるうえでも重要になる部分(Part)と全体(Whole)の関係があります。この課題では、部分から全体を考える”Part to Whole”をトランプを使って実践します。小さなプラスチックの板であるトランプが立体的な形に変化するための方法や手順を検討し、単純なル ールの連鎖から複雑な全体像を生成する力を得ています。
Referenced Design

学術研究では、既往研究や先行研究との比較や参照を行う一方で、建築設計ではまったく新しい建築として提案されることが少なくありません。究太ゼミでは大学の設計課題とリンクして図や表を用いて視覚的に参照や比較します。意識的に行うことによって、自分の設計がどのような立ち位置なのか言語化できるようになっています。
Wood Table

近年、様々な木質材料が流通しています。しかし、本来の木は生育環境によって個性があるにもかかわらず、それを均一化して使用する方法が採られています。木を観察し、その特徴を捉えて設計・制作することを通して、現代の生産システムに対するオルタナティブな視点を得ています。
Vampire House

これからの建築家にはいかに利用者や発注者に寄り添えるかが問われると言えます。2日間でヴァンパイアの考察から設計まで短期集中で行います。思考のトレーニングやプレゼンテーションまで実施した結果、その後の設計課題に取り組むときの姿勢や品質が向上します。
Sweets Share House

住人に寄り添える設計だけではなく、お菓子で施工もできるのか検討も求められます。ヘンゼルとグレーテルの末裔の考察から、彼らが住むお菓子でできたシェアハウスの設計まで2日間で行います。思考のトレーニングや施工・維持管理を念頭に置いたうえでプレゼンをすることで、建物のライフサイクルを意識することができるようになります。
New Candle

制作をするためには様々なことを考慮して設計や計画をしなければなりません。伝統的な2D模様をGrasshopperを用いて3D模様にし、そこデザインをベースとして新しいデザインのキャンドルを制作します。究太ゼミの学生は、キャンドルの型もデザインしなければならなく、制作の大変さを身にしみて感じています。
Material Research

アップサイクルやリサイクルは手間暇が意外にもかかっています。サーキュラーエコノミー(循環経済)を実現するために、建築ができることは何か、すでに建材として使用されていないマテリアルを用いてプロダクトの制作を行います。この過程がいかに大変かを究太ゼミの学生は体感しています。
Spaghetti Tower

建築意匠系の授業では構造体による建築デザインを深く考える機会は少ないです。GrasshopperのKaramba3Dを使ってパスタタワーを制作します。接合は食べられるものだけで構成しています。比強度の高いタワーを目指して地震力を模した動きをさせることを通して、構造デザインと向き合う姿勢を養っています。
Reconfigurable Collective Housing

DfMA(Design for Manufacture and Assembly)で製造された住戸ユニットを用いて、家族構成や生活スタイルに応じて、モジュール単位で再構成・再接続が可能な集合住宅を設計します。建築設計事務所のkufuにも講評をしてもらい、設計をするうえで建築生産に関する思考を得ます。