Kyuta Labはサムライコース・イナズマコース・ヒーローコースから構成されています。
このKyuta Labでの活動は、So Sugita Labにむけて大学の「建築学」や「建築情報学」を総括的に研究することを念頭に実施しています。そのため、大学の授業や建築士試験の勉強とは異なる順になっています。また、その内容は課題や議論、フィールドワークなどから構成されています。課題の解き方を覚えるることがKyuta Labでの学びではありません。まず建築やデザインを把握し、その建築やデザインがどのような考え方に基づいて表現されているのかを理解することがKyuta Labの学びです。そして、学んだことを用いて様々な建築やデザインを表現できるようになることが目標です。そのためには建築・デザインについて論理的に考察し、さまざまな課題でそのスタンスを適用する訓練が必要になります。課題に取り組む目的は、基礎事項の確認と建築的・建築情報的考察のトレーニングのためであり、解き方を覚えるためではありません。そのことに十分留意して、ゼミに参加し演習に努めてください。そのトレーニングは最初はなかなかはかどらないですが、必ず努力は報われます。一歩ずつ確実に前進してください。途中、行き詰まることがでてきたときは遠慮なく相談してください。それでは、建築力・建築情報力の向上と自身の成長を目指してともにがんばりましょう！

土井究太